イギリス人は結婚相手の階級を気にする?


イリギス人は同じ階級出身の相手としか結婚しない?

 

 

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イギリス人には未だに階級意識が根付いています。

 

 
階級制度が法律で執行されているわけではありませんが、人々は他人を3つのカテゴリーのどれかに当てはめて判断するようです。

 

 

 

① 上流階級・Upper Class

② 中流階級・Middle Class(さらに中流の上、中流の中、中流の下の3つに分けられる)

③ 労働階級・Working Class

 

 

①の上流階級は、皇室、貴族、資産家、の人たちでこの階級に生まれた男子たちは、デイビッドキャメロン氏が通ったイートンを始め、全寮制のスクールに通い、卒業後はオックスフォードやケンブリッジ大学入学が約束されている、と言われています。

 

 

②の中級クラスは3レベルに分けられ、一番人口が多いとも言われていますが、大卒以上の学歴がある人、ビジネスマン、起業家、エクゼクティブ、コーポレートワーカー、研究者、教師等、基本的に頭を使う仕事をしており、両親も学歴がありホワイトカラーの仕事をしている家庭出身の人です。

 

 

③は、高卒かそれ以下の学歴で、仕事はサラリーではなく時間給でお金をもらう仕事、体を使いスーツを着ない労働系の仕事をしている人で、「自分の名前がデスクにある仕事をしている者はミドルクラス、自分の名前がシャツに書かれている者はワーキングクラス」とも言われています。

 

 

また、自分が稼いでいるお金の額は必ずしも階級とは関係ないそうで、スポーツやサービス業のビジネスで成功してお金がある人でもワーキングクラス出身であれば、その枠にずっとカテゴライズされてしまうとのこと。

 

 

イギリス人は、他人の階級を判断するときに、その人の家柄、服装、話し方、食事の作法、読んでいる新聞などで見分けるのです。

 

 

例えば、先述のイートンスクールの生徒でなければ教育されない上流階級に属する人たち特有のマナーや同じ上流階級出身の仲間内だけにしか通用しない話し方なども存在するので、勉強熱心だった労働階級出身の者がオックスフォード大に入学できたとしても、肩身の狭い思いをするのだとか。

 

 

これは、オックスフォード卒の私の義父が言っていたことです。

 

 

また、かつての私の知人で労働階級出身でしたが、成績が良くエリートの多い大学へ入学し、後に日本へ行き、英会話スクールを立ち上げ、ビジネスで成功したイギリス人男性がいました。

 

 

その彼が、イギリスでの大学時代を振り返ってこんな思い出を話してくれました。

 

 

自分は、頑張っていい大学に入れたけど、周りに労働階級出身の生徒は僕だけだったから、友達ができなかった。

皆んな僕のアクセントで、労働階級出身であることはすぐに感づいていた。

 

それまで、家族のために肉体労働の仕事をしながら、朝から晩まで一生懸命働いていた父を尊敬していたが、大学に入って労働階級出身の自分をとても恥ずかしいと思うようになった。

 

中流クラスになりたい一心で、アクセント矯正のトレーニングを受け、上流階級が話すような上品な英語のアクセントを身につける努力もしたよ。

 

 

 

階級制度は日本やアメリカにはない文化です。

 

 
日本やアメリカには、格差はあるものの、階級制度は国民に深く根付いていないせいか、たとえ貧しい家柄出身の者でも、大卒でなくても、努力して成功した人は社会から認められ、尊敬されたりもしますが、あまりイギリスではそのようなことはないようです。

 

 

こちらの記事のライターによると、

 

 

日本では、貧しい家庭に生まれても、努力を重ねれば立身出世を成し遂げることができます。

 

私達は立身出世を美談として尊びますが、イギリスには、小説の世界にもそのような物語は多くありません。
イギリス人はよく「労働者階級からのし上がるためには、サッカー選手かミュージシャンになるしかない」と言います。

 

この言葉からも分かるように、労働者階級の人々が、社会的上位に登りつめるのは非常に難しいことなのです。

イギリス人が、立身出世物語には興味を示さないのにもうなずけます。

 

 

 

このように、イギリス社会ではすべての人々に階級意識が染み渡っているので、結婚相手を選ぶときにももちろん、「同じ階級の相手を選ぶこと」が自然と重要視されるのです。

 

 

あなたは日本人ですから、お付き合いしている相手がイギリス人であっても、特に彼の階級を気にすることはあまりないと思います。

 

 

彼の話す英語でどの階級の人かを判断し、それで付き合うかどうかを決めるということもしないと思います。

 

 
しかし、彼ともし結婚することになったとして、彼がアッパーミドルクラス(中流の上)出身の人だった場合、彼の両親に紹介された時に、あなたの家柄やご両親について質問される可能性はあります。

 

 

これは、彼らが人種差別をするから、ということではなく、出会った相手の社会での階級の位置を意識することが、イギリス人にとって当たり前の習慣になっているからなのです。

 

 

私の夫は中流階級の家庭に育ち、彼も妹も大卒以上の学歴があるミドルクラスで、たまたま、私も私の両親もミドルクラスのカテゴリーに入りますが、彼も彼の両親も中流階級でありながら、階級を気にするという閉鎖的な考えを嫌っている人たちでもあるのです。

 

 

私が、夫と結婚したのは、彼の人間味に溢れる性格や他人への優しさ、誠実さに惹かれたからなのですが、他にも、

『人の価値を階級や家柄で判断せず、人種、国籍に関係なく外国人に親切で心も広い彼の両親の温かい人柄』

が挙げられます。

 

 

初めて紹介された時から、自分たちは日本に行ったこともなければ、普段関わることもない東洋人である私を温かく、受け入れてくれました。

 

 

私のイギリスの家族のように、人の価値を階級だけで決めないイギリス人も存在します。

 

 

もし、あなたに結婚を前提にお付き合いしているイギリス人男性がいたら、一度このことについて彼とオープンに話し合ってみるといいですね。

 

 

そして、もちろん彼のご両親とちゃんと、会話できるように英会話もスキルアップして欲しいのですが、あなたは彼や彼の両親が持つ階級制度へのこだわりを気にして、自分に引け目を感じる必要はありません。

 

 

自分にプライドを持ってください。

 

 

あなたという人間の価値は、家柄や、階級ではなく、人柄や人間性、他人に対する親切心やこれまでの経験で判断されるべきなのです。

 

 

 

外国人男性の心理を理解して幸せな国際結婚をしたい人はこちらをどうぞ

 

 

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