「私なんかが起業なんてやってもいいのか…」そんな事を考えた事はありませんか？
自慢できる学歴があるわけではないし、
サラリーマンの家庭に育ったので商売の事なんて一つもわかっていない、
起業のアイデアも特技も何もない、
しかも人に何かを売るなんて私にはできない！
そんな私なんかが起業なんてできないよ。
そんな風に「私なんかが起業なんておこがましくてできない」と思ってしまうのは「インポスターシンドローム」のせいです。
インポスター症候群ですね。
起業は特別な人だけのものではない
インポスターシンドロームは日本人だけにあるわけではありません。
一見自信がありそうなアメリカ人起業家の中にもその症候群に陥っている人はたくさんいるのです。
ですから、起業やビジネス関係なく、日本人の中にもインポスター症候群になっている人は多いでしょう。
私のビジネスの恩師、増田恵美さん（@megumi_m0529)の言葉をお借りすると、起業とは以下のように定義できます。
起業とは、自分のスキル、経験、才能を活かしてそれを仕事にしながら、個人で事業を運営していくこと。
上の定義からもお分かりかと思いますが、起業は特別な人だけがするものではありません。
誰にでもその人にしかない才能や特技があります。
また、あなたと全く同じ経験をした人もきっと他にいないでしょう。
あなただけのユニークな人生経験を活かして、世の中のため、人のためになるサービスや商品を生み出して提供していくのが起業なのです。
そして、それをするのに特別な学歴、IQ、経済力も必要ありません。
必要なのは、あなたにしかない経験、学び、知識、才能、そしてあなた自身を商品にして、それを必要とする人に届ける事への情熱です。
最初は自信がなくて当たり前
最初はインポスター症候群が酷くても、自分を信じて起業したことで大きな富を得た起業家は大勢います。
今ビジネスで大成功されている人だって最初は「私なんかが…」と自分を過小評価していたかもしれません。
あるアメリカ人の男性は、音楽プロダクションの分野でゼロからスタートして大成功し、現在はビジネスコーチをされています。
彼は結婚して第一子が生まれた2009年の不景気に仕事を2度失い、起業せざるをえない状況だったと言っています。
自身がミュージシャンであり、大学で音楽プロダクションを勉強していた経歴もあったので音楽の分野で起業したのでした。
その彼が最初に思ったことは、
有名アーティストのレコーディングに携わったこともない無名の自分が、有料のサービスなんか提供してもいいのだろうか？
そして、大きな成功を遂げてビジネスコーチングを始めたときにもまたインポスター症候群が現れたのです。
自分より凄い起業家はたくさんいるのに、自分なんかが人のビジネスのサポートをしてもいいのだろうか？
2014年に起業した時は、私もこんな事を考えていたものです。
- 私なんかが起業なんてできるのか？
- 人にヒーリングなんてあなた何様だと思ってるの？
- 私なんかにお金を払ってくれる人はいるのだろうか？
- 私のような人間がエキスパートぶってブログなんかを書いてもいいのだろうか？
自分を詐欺師ではないか？と思ってしまう
私が本格的に届を出して起業したのは2014年です。
アロマセラピー、リフレクソロジー、レイキヒーリングなどのサービスを提供していました。
上でも触れた通り活動直後は「私なんかが起業して…」と感じていたのです。
人にビジネスカードを渡すときも100％の自信があったわけではありません。
施術が終わって料金をもらう時も「本当にもらってもいいの？」とまるで自分が詐欺師であるかのような罪悪感もありました。
マネーブロックですね。
マネーブロックがあるとビジネスが上手くいかないので、こちらも参考にしてみてください。
宇宙はインポスター症候群に陥っていた私のメンタルを強くしてくれようと、ある日喝を入れてくれました。
しかも私の想像を超えたやり方で！
仲良くしていた友人との会話の中で、私の仕事に対してかなり辛口の意見を言われてしまったのです。
その時は嫌な気持ちになってしまいましたが、後に友人の言葉が自分のセルフイメージを変えていくきっかけとなりました。
友人の言葉で意識が変わった
活動を始めてしばらくの間はお金をもらうことに罪悪感を感じていました。
特にレイキヒーリングの場合、特に何をするのでもなく、手をクライアントの体に置くだけなのです。
本当は、ただ手を置いているだけではないのですが、側から見るとそのように見えてしまうのは確か。
ですから一生懸命施術はするのですが、インポスターシンドロームはガチガチにありました。
- ただ手を置いているだけで£40も貰っていいのだろうか？
- 私なんかがレイキヒーラーなどと名乗ってもいいのだろうか？
- つい数年前までセラピーを必要としていた私なんかが他人のヒーリングなんてやってもいいのだろうか？
このような状態だった私の心理は友人の言葉にしっかり反映されてしまったのです。
レイキを始めた事を、その友人に伝えたところこんな返事が帰ってきました。
「手を置くだけでヒーリング？何それ？そんな怪しい事で人からお金取るなんて詐欺でしょう？」
最初はグサッときて、その後腹が立ち、しばらく彼女と連絡をストップしました。
今冷静に考えてみると、彼女が言ったことは私自身が考えていた事が反映されていただけ。
でも、その時はそんな風に考える心の余裕がなかったんです。
とにかく友人とのその会話があった後は「あんな事を私に言った彼女を見返してやる！絶対に成功してやる！」と強気になっていったのでした。
彼女が言ってくれた一言のおかげで私は良い成果を出せるようになり、徐々自分の仕事に自信が持てるようになりました。
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私なんかが…を「私だから」にする
今成功している起業家も、数十万人ものフォロワーがいるインフルエンサーも最初はゼロからスタートしています。
売上もなければメールリストもファンもいない状態。
また、起業歴8年でちゃんと成果を出している人でも実はインポスター症候群に悩まされていたりするのです。
インスタやYouTubeで見る彼らの顔や言葉からは「自信のなさ」は感じられないかもしれません。
ですが、「こんな素晴らしい人にインポスター症候群があるの？」と驚く事は何度もあるんです。
彼ら自身が「僕（私）にはインポスターシンドロームがあって…」とポッドキャストで言っているのですから。
ですが、ほんの小さな思考のシフトでセルフイメージを変えることは可能です！
「私なんかが起業なんてできない」を「私だからできる」にシフトするのです。
私なんかが起業なんて…という考えがムクムクと現れたら、即座に以下を意識してください。
- あなたにしかない人生経験
- あなたにしかできない他人とのコミュニケーション
- これまでに褒められてきた事
- 凄いねと言われたこと（自分では大した事ないと思っていたとしても）
- あなたが克服した問題、悩み
- 得意なこと、ちょっと自慢できる事
- 感謝されること
- それをやっていると時間を忘れるほど好きな事
- 苦労して成功した人
あなただからできる事、あなたにしかできない事たくさんあります。
自分をもっと深く知る
成功者の多くに共通することは「自分をよく理解している」「自分を知っている」である、と言われています。
本当はしたいのに「私なんかが起業なんてできない」と思ってしまうのは自分を良くわかっていないからでしょう。
自分のことを分かっていれば、ビジネスで使えそうな才能、パワー、経験に着目できるのです。
もっと自分を深く知れば、「私にもこんな才能があったのか！」という気づきが得られます。
そして私なんかが…を、私だから、に変えることもできるでしょう。
セルフイメージを高くする
起業なんてそんな大それたこと出来ない。
と思うのは、自分自身のセルフイメージが低いからであって、それを高める事で「私ならできる」と思考をシフトできます。
本当にあなたに出来ないわけではないんです！
自分を深く知る事は、セルフイメージを高くする事にも役立ちます。
もっと自分を掘り下げてみたいなと思ったらジャーナリングもおすすめです。
あなたのハイヤーセルフへのチャネリングでは特に、あなたの深いところ、潜在意識の中の情報も得ることができますよ。
こちらのオートマティックライティングは、ハイヤーセルフに繋がって書くチャネリングです。
興味があればトライしてみてください。
ジャーナリング以外ですと、コーチングを受ける事でまだ見えていないあなたの才能、経験、魅力を発掘することができます。
起業することに自信がない、誰かのアドバイスが欲しい、という場合はご相談も受け付けております。
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