チャネリングのやり方を知りたい人が、最初に練習したいオートマティックライティングについてお話しします。
オートマティックライティングとは、Psychography/サイコグラフィーとも言われ、チャネリングの一種です。
オートマティックライティングは、19世期後期から20世期のヨーロッパの一部の心理学者達にも関心を持たれていたテーマで、彼らの間で熱心にリサーチが行われていました。
彼らは、オートマティックライティングを以下のように捉えていたそうです。
- 本人が無意識の状態で手を動かし、文章を書く行為
- チャネラーが意識している事を文章にするのではなく、トランス状態のチャネラーの手をスピリットが動かしコミュニケーションをする事
- 心霊的現象
コンテンツ
ストリームオブコンシャスネス・ライティング
オートマティックライティングは、Stream of Consciousness Writingにも似ている、と言われています。
これについては、少し先でお話ししますね。
オートマティックライティングとは、一言で言うと「チャネリングのメッセージを書く行為」です。
先ほどから、チャネリングという言葉も出てきていますので、オートマティックライティングの説明をする前に、まずはチャネリングが何なのか?
を明確にしておきましょう。
チャネリングとは
別の次元にいる存在に、地球人に向けてコミュニケーションしてもらうために、自分の体と声を使ってもらう行為です。
高次元の存在が、地球人に大切なメッセージを送るため、宇宙と地球を繋ぐチャネルになる人が、チャネラーと呼ばれる人たちです。
高次元の存在とは、天使、E.T.、アセンデッドマスターズ、スピリットガイドやアニマルなどの事です。
チャネラーはライトランゲージ(宇宙語)を使う人もいれば、その人の母国語で話す人もいます。
そのチャネラーが普段話しているような話し方と、かなり変わる事が多いです。
こちらにチャネリングについての記事を書いていますので、参考にしてみてください。
オートマティックライティングとは?
先ほど、オートマティックライティングとは、Stream of Consciousness Writing、とも言う。
と先ほどお話ししましたが、正確に言うと少し違うのです。
ストリームオブコンシャスネス・ライティングは、文法や構成などを気にせずに、ただひたすら書く事です。
1922年に出版された、アイリッシュ作家 James Joyceによる、”Ulysses”という有名な作品のスタイルがStream of Consciousness Writingに近い、と言われています。
原文では大変読みにくく、非常に理解しにくい小説だそうです。(私は読んだ事がありませんが)
読書やヨーロッパのモダン派文学が好きな人、このシリーズに挑戦してみては??
Stream of Consciousness Writingとオートマティックライティングの違いは?
前者は自分の意識の中にある事をただひたすら書いていくのに対し、後者は高次元の存在があなたのペンを通して、コミュニケーションしてくる、という感覚です。
プロのチャネラーがオートマティックライティングをしている時は、その本人はトランス状態で、セッションが終わった時点で何を書いたのか覚えてない場合がほとんどです。
高次元の存在や、目に見えないスピリットが勝手にペンを持つ人の手を動かしながら、アイディアを伝えてくる…
という感覚なのです。
[jin-iconbox03]通常のチャネリングは、チャネラーの体と声を使って、スピリットがコミュニケーションするのに対し、オートマティックライティングは、チャネラーの手とペンを動かしてコミュニケーションをしてくる、と考えていただければよろしいか、と思います[/jin-iconbox03]
オートマティックライティングのメリット
オートマティックライティングを心霊現象と捉えるかどうかは、人それぞれです。
私自身は、このライティングが出来ることによって本人のソウルやハイヤーセルフの声を聞く事ができる、と思っています。
また、自分自身の魂だけでなく、天使やスピリットガイドなどと繋がり、彼らからのメッセージをペンと紙を使って表現する事も可能になってきます。
オートマティックライティングは決して怖い遊びではありません。
むしろ、良い状態で行う事ができれば、本人に素晴らしい知恵や幸せに生きるヒントを与えてくれる素晴らしいツールになると考えています。
その他、オートマティックライティングをする事のメリットはたくさんあります。
- 高いリラクセーションの効果がある
- ハイヤーセルフと繋がる事ができる
- 自分は愛されている、一人ではない、と実感できる
- トラウマや悩みを解決するヒントをもらえる
- 自分をもっと好きになれる
- 直感が鍛えられる
- 自分の魂の望み、目的を知る事ができる
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オートマティックライティングの練習の仕方
まず、この練習は誰にでも始められます。
ここで私がご紹介するオートマティックライティングの練習の仕方は、スピリットや高次元にチャンネルするというよりも、自分自身の魂やハイヤーセルフと繋がる、と考えてください。
文章が上手かどうか、漢字や文法が正しいかどうかは関係ありません。
大切なのは、あなたの意図と、自分の魂の声を聞きたい!という熱意なのです。
では、早速やり方を見ていきましょう。
こちらは動画バージョンです。
① 十分な時間を用意する
あなたは、新月や満月ワークをされますか?
される方は、ムーンワークをする時は、前もって手帳に予定を書き込んでおくと思うのです。
なぜかというと、そのワークはその方にとって、重要な意味を持つからですね。
私の場合、新月ワークは1時間ぐらいかかります。
それと同じで、オートマティックライティングをする時も「時間がない!」と焦ってやらないようにするために、きちんと前もって時間を開けておきましょう。
オートマティックライティングの練習をするのに、1時間は確保してください。
この1時間のうちの、15分はグラウンディングやチャクラバランスを整える事に使います。
そして、質問を考える時間も10〜15分は欲しいですね。
そして、ライティングを始める前にトランス状態になるための瞑想の時間も必要です。
② ライティングを行うスペースを準備する
また、このオートマティックライティングの練習を効果的にするために、あなたがこれを行うスペースの浄化を予めしておいてください。
お部屋の浄化はこちらの動画を参考にしてみてくださいね。
部屋のエネルギーが高ければ高いほど、オートマティックライティングで良い結果を得る事ができるでしょう。
そして、必要であればキャンドルやアロマセラピーの精油も用意しておきます。
③ウォームアップ
場所が整ったら次は実際にライティングを始めますが、先にウォームアップをします。
ウォームアップとは、トランス状態になる前のエクササイズです。
- グラウンディング
- チャクラバランスを整える
- オーラの光を活性化、拡大していく
- サイキックプロテクションをする
- 高次元からの光で自分の体全体を覆ってもらう
サイキックプロテクションは、邪気から身を守る効能がある石でできているブレスレットやネックレスを身につけたり、石を握ってみてください。
また、大天使ミカエルに部屋に来てもらって、あなたをプロテクトしてもらいましょう。
さらに、お部屋の四隅と窓、ドアのところ、そしてあなたの体の周りに紫色の炎(バイオレットフレーム)をおいてみて下さい。
バイオレットフレームをビジュアライズする事は、強力な護身法といえます。
④ 天使やガイドを部屋に呼ぶ
トランス状態になるための瞑想に入る前に、天使やスピリットガイドを呼んでください。
シンプルに以下の事をお願いしてみましょう。
- この空間に来て私のオートマティックライティングの練習に参加してください
- 私がちゃんとハイヤーセルフとコネクトできるようにサポートしてください
- 質の悪いスピリットや良くないエネルギーから私を守ってください
私は、自分のスピリチュアルチームのメンバー10人を呼ぶだけでなく、1000人の天使にも部屋に来てもらいます。
⑤質問を考える
あなたのスピリットガイド達に部屋に集まってもらった後は、ライティングのプロンプトとなる質問を考えてください。
あなたが心から知りたいと思っている事、ハイヤーセルフに聞きたい事を考えてみましょう。
イエス、ノーで答えられる事、「いつ?」などタイミングを聞く事、自分以外の他人の事を聞き出すような質問は避けてくださいね。
以下のような質問がいいと思います。
- 私の魂が本当にやりたい事は何ですか?
- 今世での使命を果たすために今できることは何ですか?
- これから目覚めさせていくべき能力はなんですか?
- 私がこれから出会う可能性のあるソウルメイトとはどんな人ですか?
- 自分の価値を高めていくために出来る事は何でしょうか?
質問は、必ず瞑想する前の段階で、ノートやジャーナルに書いておいてくださいね。
瞑想、トランス状態では、自分が考えておいた質問を思い出せない事が多いです。
⑥ 瞑想してトランス状態に入る
いよいよトランス状態に入って行きますが、部屋の外で大きなノイズがしていない事を確認します。
用意しておいたキャンドルに火をつけて、ディフューザーに入った精油も燃やしましょう。
テレビやパソコンの電源をけして下さい。
スマホは着信音がなると、そちらに気を取られてしまうので、別の部屋に置いておいた方がいいですよ。
準備ができたら、静かに目を閉じて瞑想します。
鼻からゆっくり息を吸ってお腹に溜めて、口からゆっくり息を出す呼吸で、リラックスしていきましょう。
次に第6チャクラ/ 第3の目に意識を持っていって下さい。
そして、あなたのメンタルスクリーンに、あなたのハイヤーセルフを映し出してみましょう。
サードアイ(第3の目)に集中しながら、心の中で
「私のハイヤーセルフと対話する準備ができました、よろしくお願いします。」
と、ハイヤーセルフに話しかけてみて下さい。
⑦ ライティングをする
目をゆっくり開けます。
完全に全部開かず、薄目を開けた状態で、書いておいた質問を見てください。
そして、その質問を見て感じた事、浮かんだ言葉何でもいいので、とにかく手を動かして書き始めて下さい。
ここで、深く考えずに間をあまり開けずに、書き始めてください。
最初は、自分で手を動かしている感覚かもしれませんが、とにかくリラックスして深く考えず、論理的思考は横においておいて、とにかく手を動かして何かを書いて下さい。
ペンを持った手を止めずに、ひたすら書いていくようにしましょう。
そのうち、勢いがついて本当に、何者がペンを持っているあなたの手を動かしているような感覚になっていくと思います。
⑧書いたものを客観的に読んでみる
ハイヤーセルフが「今あなたに必要な事は全て伝えました」というタイミングで、書く事がなくなると思います。
そうしたら、ペンをおいて「私はハイヤーセルフと繋がって、必要なアドバイスを十分貰えました」
と、信じて下さい。
目を完全に開けて、ジャーナルに書かれた言葉をチェックしてみて下さい。
ライティングが以下の状態なら、ハイヤーセルフの声を書き記す事ができた、と思って下さい。
- 字が汚い
- 真っ直ぐに書いてない
- 読めない箇所がある
- 意味不明の箇所がある
- 自分の言葉じゃないような気がする
- 心が暖かく、軽やかな気持ちになる
- 繰り返して書かれている言葉がある
- ポジティブで前向きな気持ちになる
最初は、ちゃんと出来る時と出来ない時とムラがあるかもしれません。
ですが、練習を重ねていく事で、オートマティックライティングも上手にできるようになります。
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オートマティックライティングとは少し違いますが、似たようなライティングエクササイズが、モーニングページです。
モーニングページも、あなたのソウルと繋がる事ができるパワフルなツールです。
毎朝起きてまだ完全に目が覚めてない状態で、手を止めずにひたすらジャーナリングします。
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